歯周組織再生療法
歯周組織再生療法(リグロス):歯周病治療
- 歯周病
- 歯茎が下がっている
- 食事を食べたがらない
- 目の下が腫れた
- 歯がぐらついている
- 歯垢
- 口が痛そう
- 歯石
- 歯茎から出血
- 口を触るのを嫌がる
- 顔まわりをこする
- 歯が抜けた
- 歯茎が腫れている
- 歯茎が赤い
- よだれが多い
- 歯周炎
- 食欲低下
- 歯肉炎
歯周病治療の救世主になり得る可能性を秘めた治療法、それが歯周組織再生療法です。
この治療を行う事で、溶けてしまった歯を支える顎の骨などの歯周組織を再生し、本来抜歯を検討すべきだった歯を保存できる可能性が出てきます。
歯周組織再生療法には現在リグロスとエムドゲインが主に用いられており、その他骨補填剤の併用や、GTR法などが行われています。
犬猫では全身麻酔をかけてしか治療ができない特性上、メンブレンが飛び出してしまう可能性のあるGTR法はあまり実施されていません。(万一メンブレンが飛び出してしまうと感染を起こす可能性があるため再度麻酔をかけて摘出する必要があるから)
海外の獣医歯科専門医の中には実施される先生もいらっしゃるようです。
治療成績はリグロス、エムドゲイン、GTR、上手に用いればいずれでも大きな違いはないと論文で報告されているため、当院では入手のし易さ、すぐさまの再治療発生率の低さからリグロスをメインに使用しております。
リグロス充填前(歯肉を切開・剥離、歯周ポケット内に充満していた不良肉芽を徹底的に取り除いた後)
リグロス充填後