犬の歯の病気と治療 治療事例

破折(抜髄根管充填)

破折(折れやすい歯はどこ?)

2019年11月、12月で折れた歯を補修した(抜髄根管充填)子達のレントゲン写真の一部です。

いずれも成功率を高めるためマイクロスコープ、ラバーダム下で処置を行っています。

症例①

  

症例②

症例③

 

症例④(根の長さが深い子だったため、海外から輸入した長いNiTiロータリーファイル(60mm)を使用しました)

症例⑤

 

症例⑥

 

症例⑦

こうしてみるとほとんどの歯が同じ形をしていますよね(1本は犬歯)。

これは上顎第4前臼歯という歯で、物を噛むのに最も重要な歯です。

一番使う歯だからこそ一番折れやすい。

「歯に良い」という謳い文句につられて硬い物を噛ませないようにご注意ください。