設備紹介

3D Accuitomo M(CBCT) が動物病院で導入されるのは世界初。
2023年現在この機械を有する世界で唯一の動物病院
です。
(歯の診断における最高グレードの高画質と低被爆の両立を実現した機種!)

3D Accuitomo M(CBCT)1
3D Accuitomo M(CBCT)2

当院採用CBCTのメリット

①超高画質:歯の評価においては歯科用レントゲン・全身用CTをも超える 歯科用レントゲンでは判別できなかった異常が検出可能

②低被爆線量:全身用CTの1/10の被爆量、 歯科用レントゲンで全ての歯を評価をする際の1/2の被爆量 =全身用CTよりも歯科レントゲンよりも被曝量が少ない(胸部レントゲン1枚と同程度)

③高速撮影:撮影時間18秒=検査時間が歯科レントゲンの1/20程度=麻酔時間の短縮

当院採用CBCTのデメリット

①硬組織評価専用であるため、全身用CTと違い腫瘍等、軟部組織の評価は不可

②全身用CTと違い検査可能範囲が狭い(歯を検査するには十分)

日本で数台、日本で唯一(2019年現在)
の最新設備

なぜマイクロスコープやペリオスコピーといった高度医療設備を導入しているのか。

マイクロスコープの、人の歯科医院での普及率は10%以下、ペリオスコピーは1県に数件あるか無いかしかありません。(2019年現在)

では動物病院ではどうでしょう。動物病院で歯科用マイクロスコープを使って診療しているのは日本で数名、ペリオスコピーは日本で唯一当院のみ。(2019年現在)

そんな設備をなぜ当院が導入しているのか、それは動物の歯科治療には麻酔が必要だからです。

他の獣医師の先生から、そこまで設備を揃えないとダメなのかとご質問をいただくこともあるのですが、
全身麻酔という、リスクを冒して治療を受けてくれる動物に対し、最高の環境で手術をしてあげたい。(麻酔の詳細は麻酔のページへ)
人のように毎週通って治療するといった事が現実的に不可能な動物だからこそ、少ない治療回数で最大限の治療効果をあげたいと思うと、必然的に設備も最高のものを揃える必要があると思い、導入に踏み切りました。
これらの機械の導入により、肉眼やルーペで行なっていた時とは全く比較にならないほど精度の高い治療が可能となったことと(自分で治療しながら感動を覚えるほど、全く違う精度になります)、しっかり見ながら治療が出来る事で、治療時間の短縮、正常組織を痛めないで治療する事が出来るようになりました。
今から肉眼やルーペで治療をしてくれと言われても、マイクロスコープやペリオスコピーを使っている時の、正しく治療ができているという安心感を持って治療することは絶対にできないと感じます。

どちらも歯科治療を精度良く、安全に、スピーディーに行いたければ、獣医の歯科専門病院では今後どちらも必須の機械になると思います。

折れてしまった歯や虫歯の治療なら
マイクロスコープ

マイクロスコープとは

肉眼の4〜20倍まで拡大して観察できる歯科用顕微鏡です。
倍率が2倍になると、縦横がそれぞれ2倍になるので、情報量としては肉眼の2×2=4倍となります。
倍率を8倍にすれば情報量は64倍、20倍では情報量は400倍となります。
肉眼とマイクロスコープ、どちらで治療したいですか?
当院では100%の症例でマイクロスコープを使用して歯科治療を行います。

マイクロスコープ

マイクロスコープを使うと何が違うのか?

特に根管治療においては、
●マイクロスコープを使う=部屋の電気をつけて虫眼鏡で拡大しながら針穴に糸を通す
●マイクロスコープを使わない=部屋の電気を消して肉眼で針穴に糸を通す
どちらが簡単に糸を通せると思いますか?

これは例え話ではなく事実です。これほどまでに違うのです。見えなかったものが見えるようになる。まぐれや経験値で糸が通ることを期待するよりも、直接目で見ながら確実に糸を通す作業を自分ならしたいです。だからマイクロスコープが必要なのです。

3倍

マイクロスコープ3倍の画像

8倍

マイクロスコープ8倍の画像

21倍

マイクロスコープ21倍の画像

倍率概念図

2倍

倍率概念図 2倍

4倍

倍率概念図 4倍

8倍

倍率概念図 8倍

マイクロスコープで歯の修復を行なっている所です。

高倍率から順に倍率を下げていく動画です。
最後の肉眼での画像はピンボケしてしまっていますが、
いかに拡大した視野で治療を行なっているかが分かっていただけるかと思います。

歯茎が赤い、歯茎・骨が下がってしまった
歯周病治療ならペリオスコピー

ペリオスコピーとは

ペリオスコピー

歯茎を切らずに歯周病治療を行う事ができる直径わずか1mmの歯肉の内視鏡です。
マイクロスコープですら十分に見ることができない歯周ポケット内を可視化し、手探りだった診査・診断および歯石の除去等の歯周治療を、見ながら確実に行うことが出来ます。歯周外科手術の必要性を最小限にして、体への負担を少なくした歯周病治療が可能です。
細部まで可視化することで、取りきれていなかったプラークなどを除去できるということは、治療後の回復も従来より早く、身体への負担を少なくした歯周病治療を行うことができます。

右側に見える茶色い歯が、超音波スケーラーでどんどんきれいになって白くなっていく事が分かるかと思います。
このように目で見ながら歯茎の中を掃除する事で、正確にきれいにでき、
かつ闇雲に処置して歯を削ってしまうような事がありません。

当院の歯科用設備

歯科用器具

歯科用器具

歯科用ユニット

歯科用ユニット

Nitiファイル

Nitiファイル

光重合器

光重合器

ロータリーエンジン・垂直加圧充填装置

ロータリーエンジン・垂直加圧充填装置

手持ちX-ray

手持ちX-ray

デジタルX-ray<

デジタルX-ray

フルオーダー昇降式歯科処置台

フルオーダー昇降式歯科処置台

電気メス

電気メス

3D口腔内スキャナー

3D口腔内スキャナー

半導体レーザー

半導体レーザー

インプランター・インプラントセット

インプランター・インプラントセット