歯のブログ

【獣医師・動物看護師向け】歯科セミナー告知

2022.2.23 1日で完全マスター猫抜歯(満員)

猫の歯肉口内炎(尾側口内炎)において、抜歯は痛みから解放してあげられる最も確率が高く、安全度の高い方法と考えられております。

ただ猫の抜歯は骨と癒着していたり(アンキローシス)、歯に穴が空いてしまっていたり(吸収病巣)と、抜歯が難しいケースも多いのが実情です。そのため抜歯に6時間かかったや、1日で終わらなかった、根っこが途中で折れてしまったというお声をよく耳にします。これは仕方のないことで、猫の歯根は脆く、細く、アンキローシスや吸収病巣でコンディションが悪ければ、根っこが途中で折れてしまうことは自分でも普通に経験します。

あとはその残った歯根をどう早く抜くかや、いかに骨を削る量を少なく抜くかにはコツがあります。このセミナーを聞いていただくとそれらのコツをマスターし、抜歯にかかる時間を大幅に減らす事ができます。抜歯時間が減れば麻酔時間が減るため、動物にとっては安全性が高い処置になります。

ご興味を持っていただけましたらぜひご参加ください。

 

2022.2.27  すぐに実践できるコンポジットレジン入門(満員)

犬猫では歯を折ってしまう子がよくいます。

その修復にはコンポジットレジンという材料が歯科を専門に行っている病院ではよく使われますが、その取り扱いには非常に多くの注意点があります。どの種類のコンポジットレジンが良いのか。どのプライマー、ボンディング剤が良いのか。

何秒間接着剤を反応させた方が良いのか。どれぐらいの時間光による化学反応(光重合)を起こさせるべきなのか。光の強度はどれぐらい必要なのか。どのようにコンポジットレジンを盛るのが良いのか、などなど挙げたらキリがありません。

一つのミスがすぐに修復物が取れてしまうことにつながるため、多くの知識を必要とする処置です。今回は実際に材料に触れていただく実習形式となっていますので、きっと明日からの臨床に直結するセミナーになると思います。

 

2022.3.6  初めてでもできる!口の診方・触り方(受付中)

動物看護師さんに歯科分野に対する知識があると、動物の歯を守る上で非常に有利になります。

そのため口の中を今まで気にして見たことが無かったという方でも分かるように、口の中を見る際の多くのポイントをお伝えします。明日口の中を見てすぐに、「あ、これセミナーで見た口の異常だ!」と分かって頂けるように写真を多く盛り込んでいます。

口を見ようとして噛まれないかご心配かもしれません。噛まれないように観察するポイントも動画を交えてお伝えします。

ぜひご参加ください。